「インデックス投資って、どのファンドをどれくらい積立すればいいの?」
「S&P500・オルカン・高配当株…みんな入れたら重複しない?」
インデックス投資を続けていると、こうした悩みは必ず出てきます。
私自身、これまで 毎月10万円を6つのファンドに分散積立 してきましたが、FIREを本気で目指すにあたり、予算配分を見直しました。
この記事では、
- 今までの配分とその問題点
- 見直し後の新しい配分
- なぜ変更したのか(理由)
- 資産をさらに伸ばすおすすめファンド
を、実録ベースで分かりやすく解説していきます。

個人の資産や経済状況に合わせて見直すのも大事ですよね!
今までの予算配分(毎月10万円)
私はこれまで、以下のように6つのファンドへ分散投資していました。
ファンド名 | 金額 | 割合 |
---|---|---|
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド | 20,000円 | 20% |
ブラックロック・ゴールドインデックス(為替ヘッジなし) | 10,000円 | 10% |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(除く日本) | 20,000円 | 20% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 20,000円 | 20% |
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) | 20,000円 | 20% |
iFreeNEXT FANG+インデックス | 10,000円 | 10% |
合計 | 100,000円 | 100% |
一見バランスが取れていそうですが、実際には「米国株が多重でかぶっている」という問題がありました。
特に、先進国株式(除く日本)とオルカン、S&P500は構成が重複していて、効率が悪かったのです。
これからの予算配分(毎月10万円)
そこで、FIREを本気で目指すために配分を見直しました。
ファンド名 | 金額 | 割合 |
---|---|---|
S&P500インデックスファンド | 35,000円 | 35% |
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) | 35,000円 | 35% |
ブラックロック・ゴールドインデックス(為替ヘッジなし) | 10,000円 | 10% |
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド | 15,000円 | 15% |
iFreeNEXT FANG+インデックス | 5,000円 | 5% |
合計 | 100,000円 | 100% |
今後の予算配分の理由
1. 重複を減らし、効率的に分散
「先進国株式」を外し、オルカン+S&P500に絞りました。
これでシンプルになり、米国集中と世界分散のバランスを両立できます。
2. FIREを意識してインカムを強化
将来的に「生活費の7割を配当で賄う」ことを目指しているので、高配当株の比率を15%へ増加。
今は再投資で複利を効かせ、将来は生活費の一部を支える柱に育てます。
3. 守りの資産を残す
株式100%はリスクが大きいので、ゴールドを10%残して暴落時のクッションに。
インフレ局面でも資産防衛に役立ちます。
4. 成長株のスパイス
FANG+を5%だけ残して、ハイテク株の成長を少し取り込む。
比率を抑えているので暴落時のダメージも限定的です。
今後の戦略:資産をさらに伸ばすおすすめファンド
今回の見直しでベースは固まりましたが、さらに資産を伸ばすための選択肢もあります。
NASDAQ100(QQQ/QQQM)
- ハイテク株中心。S&P500よりも成長性が高い。
- ETFなら「QQQM」が長期投資向きでおすすめ。
QYLD(NASDAQ100カバードコールETF)
- 毎月配当型ETF。配当利回り8〜12%。
- FIRE後の生活費のキャッシュフロー源として活用可能。
新興国株式インデックス
- 中国・インドなど成長余地の大きい国に投資。
- ボラティリティは高いが、長期でリターン期待。
リート(不動産投資信託)
- 高配当が魅力(年3〜5%)。
- FIRE後にインカムをさらに厚くする手段。
まとめ
- 今までの配分は「米国株+世界株+ゴールド」で分散していたが、重複が多かった。
- これからの配分は「S&P500+オルカン」を軸に、高配当とゴールドを組み合わせたバランス型に変更。
- 理由は「FIREを目指し、配当収入で生活費の7割を賄う」ため。
- さらに資産を伸ばすファンドとしてNASDAQ100やQYLD、リートも選択肢になる。
👉 インデックス投資は「配分をどう組むか」が成績を大きく左右します。
私のようにFIREを目指す方は、ぜひ一度、自分の積立比率を見直してみてください。
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